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板の隙間から

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今朝、暑さで汗だくになっていた飼い主はシャワーを浴びようと思って脱衣場に行きました。
カタンカタンと何かの音が?
ん~、何の音かな…
「うぁーん…」
と呟くような声がして。
扉のルーパーの隙間を覗くと、いたいた。
ねじが扉についているルーパーの板を鼻先で動かして、私の姿を追っているのでした。
一緒に入るつもりはないので、今朝は部屋でお利口にしていてね。
声をかけるとこんな顔をして扉の前でたたずんでいました。












先日のmore記述分では取り乱した内容で皆さんにはご心配をおかけしました。
お金の絡むことなので、ずいぶんと悲観して嘆きの言葉を重ねて、驚かせてしまいましたね。
本当にごめんなさい。
そして気持ちのこもったコメントに、助けて頂きました。
ありがとうございます。
今は冷静さを取り戻しました。
感謝しています。

事の顛末に記入不足もあったので、改めて経過を含めて記しておきます。

水道局と称する作業員さんが来て、「室外浄水器の設置が申請されずに行われているため、施工業者と相談して申請をするように」という趣旨の紙面を渡されて説明を受けました。
いつからついている物かは分からないけれど、取り付けられていたのは知っている。
しかし、いつの間にか停止になっていて、長く使ってはない。
私が使用するようになってからは、間違いなく使用していない。
申請されていない事実があるので、この紙面を読んで業者と相談するようにと復唱の説明を受け、写真を撮影して帰って行かれた。

20年近く前に親が取り付けたものと認識していて、業者の名前も記憶していた私はその会社に浄水器の件で話がしたいと電話連絡。
現在はこの業務を行っていないので引継ぎしている者への取り次ぎをすると答えられ、折り返し業者から連絡がある。
設置は97年ということは分かった。途中契約者(フィルター交換の支払いをした者)が変わり、停止となっていることも分かった。
停止年は聞くのを忘れた。
水道局からの通知があり申請されずに設置されていた旨述べると、そのまま放置しておくか撤去の工事をする選択を提示される。
仮に放置したとしても、ライフラインの為強制撤去は法制上困難なため、水道局が置いて行った紙面に書かれていることをされる可能性は低いだろう、との返答。
写真を撮影して帰って行ったのもあり、これをきっかけに今後繰り返して水道局が適正な手続きを求めてくるのは否定できないだろうし拒否し続ければ強制撤去もやはりありうる。
その場合を懸念して言っているのが理解してもらえないか、との問い。
では、撤去工事と撤去の申請手続きをするとして6万円強の費用が必要となる、という返答。
設置時に正しい手続きをしていればこのようなことにならなかったのに、その責任の所在はどこにあるのかとの問い。
後継の業者であるため言われてもどうしようもない、との返答。
当面は今対応している所がこの浄水器の対応をすることには変わりがないか、という問いに、変わることはまずないだろう、との返答と連絡先としての電話番号とフリーダイヤルの番号、応対された人物の名前を聞いて問い合わせを終了。

この後、父方に連絡して業者に何とかしてもらえの一点張りで音信不通になったものの、別の手段(メール)を用いて再度連絡を試みる。

父方の無返答の間に、建築関係の仕事をする知人に相談もしてみる。
手続きが何年前に必要だったのかが不明であるが、基本10年が時効であるので現在の使用者の私が責任を負う理由はないだろう。
無視していても問題ない次元かも知れない。
一種の既存不適格が適用されるのではなかろうか。
写真撮影も現地調査の一環であり、現状証拠を押さえる記録撮影の種類ではないだろう。
水道局が行動を起こしての撤去や申請手続きで6万円強の強制徴収は現実的に相当難しいはず。
故に、放置していても問題はないだろう。
このような見解を示してもらえた。

嘆く私を心配された方から詐欺の可能性を指摘されたので、水道局のホームページの確認と電話帳で電話番号の確認と両方で正規の紙面を渡されたのかをまず、確認。
水道局の作業員というのは、本物であることが分かった。
電話番号などにも誤りが無いと確認。
が、ホームページで気になる記述を見つけた。
要約すると「配管使用において、現在の利用者が正しい状態で適切に利用する責任がある」とのこと。

…すなわち、これは20年近く前に設置されて放置された残骸を現在の利用者が正せと?
けっこう不条理なことが書いてある。
なんて条例。
なんていう法律。
じゃあ、直したい意思はあるがそんな資産はないということも正当であるのだろうか?
浄水器設置当時の業者は無く、後継した業者はサービス名と自分の名前を言っただけで、実際施工する業者の名前を名乗ったわけでもない。
委託だったり契約だったりする下請けがするのだろうから当然と言えばそれまでなのかもしれないが、なんとなく腑に落ちない。
確かに他人に傷害や損害を与えるような条例違反ではないから、このような紙面を渡されたからと言って強制撤去工事を行われて請求される恐れは低いと推測はする。
だいたい水道局側だって、装置の検査を20年近く行わずにある日突然言って来るのはずいぶん怠慢ではないだろうか?
20年検査に来ていなくて、管理者なんて言う筋合い、水道局にあるの?
局(役場)というのは横暴な組織に感じる。
どう頑張っても手続きに使えるようなお金は無い。
無いものは出せない。

そのような憤りを感じつつ、今後の行動を思案していると。
父方からメールの返信が来た。
要約すると「当時の浄水器設置業者の社長が無料で取り付けてあげる(ご厚意)と言って付けて行ったもの。タダで付けられたものにお金を出して取り外す必要はない。無料で取り外してもらいなさい。無料でしないというなら消費者相談所に連絡すると言えば良い。実際取り付けられたのがいつであるのか自分は知らない」とのこと。
ということは、撤去に自分が動くのが面倒なために放置していた?
父は詐欺か何かに合っていると途中で感じた?
料金が発生することになって(例えば無料期間が終わったのと同時に)利用停止した?
或いは設置会社社長とトラブルを起こして物別れになって利用が停止され放置していた?
(母に聞いてみたら「あの機械は当時1台40万円した記憶。無料なんて嘘。フィルター交換に年5万かかっていた」と言う。4台設置され、そのうち2台はすでに撤去されているのも知っている。私はその2台を撤去した時に残りの2台も停止にしたのではないかと推測している)

父方は関与しないと言い切るつもりなのがよく分かった。
丁重に白々しいまでのお礼のメールを送って終わりにした。
当時の経緯が分からないのに消費者センターに話してもどうしようもないと思うのが私の気持ち。
言った言わないの水かけになるのも目に見える。
当時対応したのが私ではないのだから、私が相手にされるわけがない。

次回水道局が訪問してくる場合は、事の顛末を話して私には手続きができる能力が無い事をまずは伝えようと決意。
母には愚父との縁切りが6万円強で済むと思うのも案外良いかもしれない。
これで今度こそ、もう思い出して気分が悪くなることもなくなるよ、と。
世間ではこれを泣き寝入りと言うのだろうが、頑張って貯金しようよと慰められた。

by retz_retz_retz | 2014-07-17 21:09 | 猫のねじ | Comments(5)

Commented by tokidokitasu at 2014-07-17 21:31
ねじちゃん、retz_retz_retzさんの姿が見えないと
不安になるのかな?
タスは、お風呂場の脱衣所で「出待ち」をしてくれます・・・
Commented by retz_retz_retz at 2014-07-17 23:41
tokidokitasu さん
タスちゃんは出待ちですか!
可愛いでしょうね^^

ウチは脱衣場に電気温水器が設置してあり床に隙間があるのですが、掃除が行き届かないためにねじが潜り込んだら埃だらけで出てくるのが分かっているため、自由に出入りさせていないのです。
できるのであればもう少し工夫をして、自由に脱衣場も入れるようにしてやりたいんですけどね^^
扉をとんとん叩いてくれるのとか期待しちゃうんです。
ちょっとした夢ですね♪
Commented by golf5club at 2014-07-18 20:36
我が家のにゃーずも、私が風呂場にいると外から呼びます。
夏場はいいんですが、寒い時期は扉を開けると寒くて困ります。
でも一緒に居たいんですよね。
Commented by retz_retz_retz at 2014-07-18 21:22
golf5club さん
姿が見えなくて呼ぶのと、中に入れて欲しいと呼ぶのと、一緒に居たいのと混ざってるみたいですね。
こちらもダメよと言いつつ、嬉しいんです^^
Commented at 2014-07-19 00:38
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