六月末の水漏れ事故から頭の中の時の流れが狂い、今は八月上旬の気分で日付を間違えないようカレンダーをやたら見て過ごしています。
台風が来て、お彼岸も過ぎて空気も少し和らいだか汗だくになっても苦しいと感じる暑さは終わったように思います。
ねじちゃんに毎日和ませてもらいながら過ごしています。
水漏れ事故を被った部屋の湿気対策もカビ臭さが軽減しているので一時停止でしょうか。このまま暑さが振り返さずにカビの蔓延も止まるとありがたいです。
それが良くなかったようで、九月は体調がずっと思わしくなくて伏せていた時間が多かったように感じます。
ねじちゃんは私の体調が私より分かるのか、疲れてくるより前に鳴きながら横になるように寝室に押し込もうと足元をうろうろします。食事を作る最中に、たしかに疲れてるけどなんとか終わらせたい…なんて時に、ねじちゃんに呼ばれて休憩を促されます。よく観察してますよね。
預貯金充分にあるなら足らずは自分で出すなりするのですが、それも無理な状況ですのでどうにもなりませんね。古い部屋ながら極力丁寧に使用してきたつもりでしたから、汚損は精神的にダメージが強いです。
お客様をお迎えして服を仕立てたり、生徒さん招いて教室をしたり…ドクターストップで軌道に乗せ損ねて何年経過したか。
それでも少ない生徒さんがいまだ私の回復を願って連絡してくれたり、縫い物や編み物の相談に連絡をしてくれたりするから、体が使えるようになるなら死ぬまでできる仕事だと思って今だからこそ休みつつ、腕を落とさぬようにと粘るのだけど…
九月はその気持ちが何度も折れてしまいそうな心境になりながら過ごしました。
体も痛みで辛くなるし…
細かな作業が多い内容ならどんな仕事でも同じような苦しみはあると認識しているけれど、痛みに対する耐性は千差万別。みなさんどんな乗り越え方を身に付けておられるのか。休みながらこの痛みの攻略ができない限り復帰は困難なので悩ましい課題のままです。
元々精神面は軟弱なので意識して自分で自ら己を潰さないように気を付けて過ごしているつもりですが、土台は大切ですね。へこたれない頑丈な精神を持つのも私には課題だけど、かなりの困難が伴います(笑)
今回の水漏れ事故の経験が後生の笑い話にできるよう、強くならないと。上からの水漏れは集合住宅に居る限り可能性はゼロになりませんからね。仮に戸建に住むことになっても、災害はゼロになりませんしね。守らなくちゃならないのは部屋や家財だけでなくねじちゃんだって居るんだし、自分も守らなくちゃならないのだし。
(今回は被害を被った側だけど、私が加害する立場にだってなりますからね)
おやつのおねだりのタイミングも見計らっているなと私も感じるし、私の体調が良くない時は私より先に気付いて色々と作業妨害してくれたり、寝室に誘導されたり。
猫は間違いなく賢い生き物です。
猫は他の生き物と同じ様に、人と心を通わせることのできる生命体だと感じています。
私にねじちゃんという猫が側に居てくれて良かったと日々思っています。
# by retz_retz_retz | 2022-09-30 23:59 | 猫のねじ | Comments(4)